法人の種類と違い

法人には株式会社、合同会社、合名会社、合資会社、NPO法人などといった種類があります。

法人の形によって、議決権の違いや出資者への配当が禁止されているなどの違いがあります。今回は、株式会社と合同会社の違いを解説していきます。

株式会社と合同会社の違いは主に次のようなものがあります。

・株式を発行するかどうか
株式会社は、出資金額に応じて株式を発行します。この株式を発行することによって、資金の調達を容易に行うことが出来るため、資金調達には非常に有利である他、株式発行の観点から証券取引所に上場をすることが出来るため、上場をした場合、更なる株式の流通や資金調達が容易になります。

一方、合同会社は上場が出来ません。

・議決権の違い
株式会社は、出資金額に応じて株式が発行され、この株式の所持数に応じて議決権が決まっています。

つまり、株式を多く所有している株主は、会社の意思決定をする議決において強い権限を持っています。

合同会社は原則として一人一票となり、もし出資金額において議決権を割り当てる場合には定款に記載をする必要があります。

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