事業承継におけるMBO｜具体的な手法やメリットとは

事業承継とは、現在の経営者が自身の会社、もしくは事業を他の人物、つまり後継者を探して引き継ぐことを言います。
現在、事業承継の手法は多様化しており、従来の親族内承継だけでなく、親族外承継、M&A、MBOなどの様々な手法が使用されています。
今回は、MBOを活用した事業承継の具体的な手法やメリットについてみていきましょう。

■　MBOを活用した事業承継
事業継承においては、その事業そのものだけではなく、会社であれば株式やその他の財産、役職など、その事業に関する全ての物を後継者に引き継ぐことになります。
MBOとはManagement Buy-outの略称であり、会社の役員若しくは従業員に株式を譲渡し、経営権を移転することで事業承継を行うものです。
具体的には、MBOでは一般的な事業承継とは異なり、後継者となる役員若しくは従業員が自ら株式を購入して経営権を経営者から移譲してもらうという形式をとります。

■　MBOのメリット
後継者不足の解消、従来の環境のままスムーズに承継できる、上場企業である場合は、上場企業でなくなるため、コスト削減につながるといったことがあげられます。

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